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May 27, 2004

CUBE

前から見たいと思っていた映画「キューブ(CUBE)」を見た。
「ブレアウィッチプロジェクト」みたいに最後まで訳のわからない、オチのない映画かと思っていたが、予想外だった。
すばらしい。「セブン」を見終わったときの感動に近い物を感じた。
「セブン」には負けるけど。

以下ネタバレ。
この映画は文明批判だ。閉じこめられた6人の中にCUBEの外壁の設計をした男がいたが彼はその仕事をしているときに設計している物体がなんなのかを知らなかった。
つまり、世の中の人はみんな何も考えず目の前の仕事をしているけど、その仕事の中身とか結果なんて何も考えていない。
例えば自動車工場で働いている人は「この車が人をひき殺すかもしれない」とか「この車が出す排気ガスで喘息になる人がいるかもしれない」なんてことは絶対考えていないだろう。ただまじめに「高品質の製品を作ろう」と思っているだけだろう。でも実際は大気汚染の片棒を担いでいるんだよと。
また半導体を設計している人は、そのチップが米軍のスマートボムに搭載されるかもしれないなんてことは考えていないだろう。でもそのチップを搭載した爆弾が間違ってイラクの民間人の家に落とされ、罪のない子供がたくさん死ぬかもしれない。
みんな、たたまじめに生きてるだけなのに、結果として想像もつかないような害悪の片棒を担いでいる。
キリスト教の原罪ってやつ?違うか。
そして外の光が見たとき、設計者の男は「外にあるのは愚かさだけだ。生きる価値があるのか?」と言い、外に出ることを拒む。
最後に生き残るのは精神障害者の男。なぜ彼だけ助かるのか?それは彼だけが何もしてない、つまり罪がないから。
私はこの映画は「救いのない文明批判」と受け取った。
だって毎日ニュースの見てみなよ。イラク、パレスチナ、国内でも児童虐待、などなど救いようのない現実ばかり報道される。世界はどんどん悪い方に加速を付けて進んでいるとしか思えない。


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