サーブレット・JSPメモ003:開発環境その2:WTP
関連記事:サーブレット・JSPメモ001:開発環境:Eclipseの設定
Context要素
WTPでは、WEBアプリケーションの設定を記述するContext要素は
<ワークスペース>\Servers\<サーバ名>-config\server.xml
に書き込まれる。
Tomcat5以降ではContext要素を
<WEBアプリケーションのフォルダ>/META-INF/context.xml
に書くことが推奨されているが、WTPでは上記のように server.xml に書き込まれる。
試しに server.xml のContext要素をカットし新規作成した /META-INF/context.xml をベーストした。そしてWEBアプリケーションを「サーバーから実行」してみたが、404になった。
WTP Tomcat FAQというサイトの3.9を見ると、サーバービューでサーバーを開いてサーバー・オプションの「XMLファイルを分割してモジュールコンテキストを公開」というのにチェックを入れればいいような気がしたが、それでもダメだった。
Context要素をserver.xmlから出してcontext.xmlだけに書くやり方はわからない。未解決のまま。
Tomcatの実行環境
WTPにおいてTomcatの実行環境は
<ワークスペース>\.metadata\.plugins\org.eclipse.wst.server.core\tmp0
にある。
"tmp0" の数字部分は変わることもあるらしい。
プロジェクト毎のファイルは
<ワークスペース>\.metadata\.plugins\org.eclipse.wst.server.core\tmp0\wtpwebapps\<プロジェクト名> …(1)
にコピーされる。
動的WEBプロジェクトでは "<プロジェクトのフォルダ>\WebContent" の下にWEB-INFフォルダ、HTMLファイル、JSPファイルなどがあり、実行時にはこのWebContent配下が(1)にコピーされる。
WebContentというフォルダはWTP(動的WEBプロジェクト)のフォルダである。動的WEBプロジェクトの作成ウィザードの中で設定したディレクトリで(デフォルトが WebContent で、別のフォルダ名に変更可能)、Tomcat(WEBアプリ)の設定のどこかに WebContent というのが書いてあるわけではないし、実際のWEBアプリの構造上に WebContent というフォルダがあるわけでもない。
参考ページ:
Eclipse Web開発環境メモ(Hishidama's Eclipse WTP Memo) Eclipsにおける 動的WEBプロジェクトとTomcatプロジェクトの違い | OKWave
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