長年プログラマをやってきて経年劣化で手首や指が痛むようになってきた。
湿布を張ってみたがあまり効果がなかったので、手首(や肩)への負担が減るというエルゴノミクスキーボードを試してみることにした。
ちなみに今まで使っていたのは一般的な109キーボード。
エルゴノミクスキーボードといえばkinesisのすごいやつだが、心理的にも値段的に敷居が高い。US配列しかないし。
なので値段もそこそこの日本語キー配列のエルゴノミクスキーボード、Sculpt Ergonomic Keyboard For Businessを購入した。
キーボードを変えるついでにChange Keyというキー配置変更ソフトを使って全く使っていない無変換、変換、カタカナひらがなキーをそれぞれCtrl、Enter、Backspaceに割り当てた。この3つのキーを頻繁に使う人っているのかなあ。
まだ1日だが、感想。キーボードの良し悪しなんて全く個人の好みだろうからあくまでも個人的な感想。
サイズ感は結構大きい。机の上に置くとテンキーが別になっている割には幅がある。また取り外せないパームレストがあるので奥行きも結構ある。
レビューでこの取り外せないパームレストの劣化が心配というのがあった。東プレのキーボードやHKKみたいな1万円~数万円のキーボードならともかく、これは5000円台だ。1年くらいで傷みがひどくなって気になったらまた買えば良いじゃんって思う。半年くらいでだめになったらそりゃ怒るけど。
さて、使ってみて気に入った点は、手首が楽。これは間違いない。
旧キーボードだとキーを打っているときに手首が結構不自然な方向に曲がっていることがあった。これが新キーボードだと自然な感じで楽だ。即効性はないかもしれないが、長く使えば手首の負担は相当減りそう。
一方気に入らない点は、分かっていたことだが今までのキーボードと違い過ぎて違和感が半端ない。
まず、右手の外側の方のキーが遠く感じる。よく使うEnter、Backspace、Delete、0、-とかが。当初、Change keyで変換キーにはShiftに割り当てるつもりだったが、Enterが遠く感じたので割り当てをEnterに変えた。しかしこうなるとEnterとBackspaceを両方とも右手の親指で押すことになる。Enterを押すつもりで間違ってBackspace押して何かを消してしまうなんて悲劇もおきかねない。若干心配だ。
また、スペースキーの幅が小さい。今までのキーボードはホームポジションに手を置いた状態で左手の親指がスペースキーにかかっていてそのままテンキーを押せたのだが、新キーボードでは左手親指が変換キーの上に来る。つまりスペースキーを押すために意識して左手親指を動かさなければならなくなった。
あとこれは自分のタイピングのやり方に問題があったのかもしれないが、6を右手の人差し指で打鍵するクセが付いていたため、右側に6キーがある新キーボードでは6を打つつもりで7を打ってしまうことが何度もあった。
今のところミスタイプ頻発で使っていてすごいストレスを感じる。慣れてくれば減るんだろうけど。
慣れるのとミスタイプのストレスが閾値を超えるのとどっちが先か、というところだ。
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