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April 02, 2017

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」感想

ゴミ溜め、最底辺の子供たちの生きるための戦い、俺はいい作品だったと思う。楽しめた。
twitterやらWEBやらで他の人の感想を読むと、ああいう終わり方だからある程度は否定的な意見が出るだろうなと思っていたけど、予想より多かった。その否定的な意見の中でも「まあわかる」っていうのと「そうかぁ?」ってのがあった。

「まあわかる」の方は「厄祭戦やエイハブリアクターなどSF要素が話しに生かされてなかった」っていうの。それはまあ脚本が岡田麿里だから。感情を描くのが得意な人で、SFとかミステリとかロジカルな作品は全く書けない人だから。「花いろ」や「あの花」は良かったけど、「フラクタル」と「迷家」は散々だったでしょ?
だからはSF要素捨てたのはある意味正解だと思う。ガンダム的ではなくなったかもしれないが。

「そうかぁ?」の方は、「ミカが死んだからダメ」っていう意見。こういうこと言ってる人は「主人公が最終決戦でラスボス倒す展開しか許さない。主人公が負けるとか死ぬとかあり得ない。」って思ってるのかな。
まあ最後は巨大な敵を打ち倒してカタルシスを感じたいというのはわからないでもないが、それでしか楽しめないというはなんか了見が狭いというか、もったいない。
すっきりしたいならイオク様がむごたらしく死んだことですっきりすればいい。正直、俺も「ざまあww」って思った。
鉄火団は年少組の多くや非戦闘員が脱出できたんだから、ミカと昭弘は本望でしょ。主人公死亡だからハッピーエンドとは言えないが、バッドエンドでもない。

Bパートが丸々後日談で鉄火団の生き残り達は堅気になってる奴もいれば鉄火団での出来事を強く引きずってる奴もいて、岡田麿里っぽいなと思った。
あとマッキーが望んだ世界の一部をラスタルが実現するってのも、皮肉が利いていて良かった。

そう、マッキーのことに触れないと。鉄火団にとって強力な味方のままでいてくれるのか、それともラスボスになるのかって、どっちだろーって思ってたらなんと鉄火団を破滅に導く疫病神でしたと。予想外の展開。
よくわからない行動原理や考えの浅さについて、ネットでの考察で「アグニカポイント」なるもので説明されていて、最後には「オモシロキャラ」と見ることも出来た。2つの方向から楽しませてくれるいいキャラクターだったww

December 31, 2015

2015秋アニメ感想&2016冬アニメ視聴予定

帰省中の実家から秋アニメの感想記事をアップ。「アニメ」タグの記事を見ると一番新しいのが2014年9月。ずいぶん久しぶりだ。
秋アニメで録画していたのは

  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている
  • すべてがFになる
  • 蒼穹のファフナーEXODUS機動戦士ガンダム
  • 鉄血のオルフェンズ

の4作品。推理モノが2つ。しかしその推理ものは両方とも録画しただけ未だ見ていない。
帰省中に実家で見るために櫻子さんをDVD-Rに焼いておいたが、家に忘れてきてしまったww


蒼穹のファフナー EXODUS

最終話を見終わるまでは最高に面白かったが、最終話を見終わった後は「うーん…」となってしまった。
面白かったかどうかと問われればそれは面白かった。毎話2、3回繰り返して見た。こんなに熱心に見た作品はかなりギアス以来かも。
不満だったのは終わり方。TVシリーズ1期から10年、さすがにこのEXODUSで完結すると思ったら、なんかまだ続編作れそうな余韻を残した終わり方。
別に「フェストゥムと新国連を打倒して世界に平和が戻って大団円」みたいなエンディングを期待してたわけではない。でも少なくともベイグラント&ミツヒロとの決着、総士と一騎の生存限界、一騎と真矢の関係くらいは方が付くと思ってた。
アルタイルは「今は対話が無理だから眠ってもらう」となったし、これは「アルタイルの目覚めの時」を3期or劇場版として作る気満々?
他にも最終話にはいろいろ不満がある。アルゴス小隊で唯一生き残ったのに大した見せ場もなくやられたキース。ミツヒロとアイ(偽者?)にそそのかされたけど錯乱して溝口さんに撃ち殺されるビリー。ここまで生き残らせたのにずいぶんな扱いだな。
それに真矢。最終話で一騎とほとんど(まったく?)会話なしだわ、逆恨みからビリーに銃を向けられわで不憫すぎる。エピローグとかで思いを告げるシーンとかあるかと思ったのに。尺が足りなかったのか、それとも「ファフナーは総士×一騎の話だから」ってことなのか^^;
ストーリー上のよくわからなかったところも。生存限界を超えた総士はなんで消滅ではなく赤ん坊に?乙姫→織姫の代替わりはもっと時間かかってたし、そもそも総士はコアじゃないし。自分は「総士の体はほぼフェストゥムだけどわずかに残った人間の部分を再構成したのがあの赤ん坊」解釈した。けど劇中で今までにそんなことした存在はいないし、そういうことがあり得るという描写もなかったし、裏づけのない勝手な解釈だ。
あとミミカのSDPが治ったのもご都合主義っぽかった。
総括すると、「ラス前までは良かったのに、尺が足りなかったのか続編を意識したのか、お話の締め方が残念だったなあ」ということになる。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

1クール目終了。今のところとても面白い。なんか岡田麿里は4月からの別のアニメのスタッフに名前が挙がっていたから、オルフェンズは2クールかな。
Gレコも2クールだったし、ブラッド+やエウレカのような4クールのアニメオリジナル作品はもう遥か昔の話になったんだなー。アニメイズム枠に移動してもっとエグい話とかちょっと期待したんだが、このまま日5の2クールで終了か。
遠心力によるものではない本物の?重力発生装置が宇宙船に装備されていたり、武装が実弾系の火器と実体剣やメイス、ハンマーなどでビーム系が全かったりと、アナザーガンダムとはいえ珍しい設定だ。
キャラデザ、メカデザも嫌いじゃないし、2クール目もこの調子でがんばってほしい。

1月からの冬アニメで視聴予定は「だがしかし」と「ディメンションW」の2作品、と年またぎでオルフェンズ。谷口悟朗の新作もあったが、引き続き仕事が忙しそうなのでやめておいた。
「だがしかし」は今のサンデーのなかでは比較的面白い作品なので見ることにした。
「ディメンションW」は原作がDTBのキャラクター原案の岩原裕二、絵的に好みなので視聴リストに加えた。アニラジの先行配信を聞いたが安定の小野Dとポンコツっぽい上田麗奈がいい感じだった。上田麗奈は聞いたことない声優だったが「ハーモニー」のミァハ役か。覚えておこう。

November 09, 2014

2014秋アニメ途中経過

大体2話くらいまで見たところで感想を書いたのだが、忙しくてアップせずに放置してたらファイルが行方不明になったorz

1クールの半分くらいまできたが、視聴しているのが
・SHIROBAKO
・PSYCHO-PASS サイコパス 2
・甘城ブリリアントパーク
・ログホライズン(2期)
・Fate/stay night
・クロスアンジュ
・ヤマノススメ セカンドシーズン(夏アニメから継続視聴)

録画だけしているのが
・繰繰れ!コックリさん
・魔弾の王と戦姫
・ガンダム Gのレコンギスタ
・蟲師 続章(後半)

最近は仕事がそこそこ忙しくて消化するのが結構大変。

サイコパス2、甘ブリ、ログホラ、Fateは期待通りで面白い。言うことなし。

意外といいのが「SHIROBAKO」。P.A.WORKSと水島努ってかなり不安だったが、自分らの業界を描いているだけあってなかなか面白い。明らかに板野一郎をモデルにした「北野」というキャラクターが出てきたり、「イデポン 発動編」っていう回があったり、おっさんのアニオタをニヤリとさせることがちょいちょいあるし。
水島努はギャグやコミカルな話らそれなりにいいものを作る。「アザゼルさん」は面白かった。でもホラー・アクション・サスペンスな「BLOOD-C」は最悪だった。お笑い要素がない作品に起用したらアカン。あ、もしかして「BLOOD-C」はギャグアニメでそのセンスに俺が付いて行けなかっただけ?

クロスアンジュは非常に分かりやすい作品。
2話だか3話だかで、隊長と新人2人があっさり死んで驚いたが、決してシビアな話がメインというわけではない。基本的にはバカアニメ。やたら露出の多いコスチュームのねーちゃんがロボットに乗って戦う。そして毎回エロいサービスシーンがある。
話はめちゃくちゃ。3話くらいまでみて一番「なんじゃこりゃ?」って思ったのは、周りのキャラが主人公に「現状認識が甘い」とか言いながら現状を教えてあげていないこと。たしかに主人公は過去の自分にすがっていて現実を認めていなかったが、それにしたって敵が何なのかを教えずにいきなり戦闘に放り出すとかないでしょう。予備知識なしでいきなり目の前に巨大ドラゴンが出現したらそりゃパニックになるわ。結果、パニクった主人公のせいで隊長が死亡。そのために一部の隊員は主人公を恨んでいるが悪いのは隊長だろう。
声優は主役の水樹奈々のほか、田村ゆかり、キタエリ、小清水、小倉唯と主役級が並ぶ。数少ない男キャラには宮野真守と、まあ豪華。
ガンダムSEEDとそっくりのOP映像は笑うところか。まあ福田己津央は「クリエイター」ではないというのがこのOPでよくわかる。
適当にツッコミを入れながら気楽に見るにはちょうどいい。この前の島に漂着した回なんて途中、「この辺はどーでもいいや」と思って早送りしてしまったww

こっくりさんは1話見て面白かったんだけど、今期は見る作品が多いので泣く泣く録画だけしている。小野Dと広橋ってなんか既視感(既聴感?)があるなと思ったが、「WORKING!」か。

「魔弾の王と戦姫」はたまたまテレビつけたらやっていた。ラノベのファンタジーが原作で普通に面白そう。ただ薄着のねーちゃんが肌見せながら戦うアニメはクロスアンジュで間に合っているのでとりあえず録画だけしている。

蟲師は前半を面白く見ていたので後半も普通なら見るところだが、他の作品より始まるのが1週遅くてその間に見る作品が増えてしまったので録画だけにしている。

今期、予想外のがっかり作品がGレコ。4話まで見たが「次回が楽しみ」とは全く感じなかった。それにあのOP映像は仮だと思ったらあれで完成品とのこと。
他にも監督について悪い噂ばかり聞こえてくる。御大もさすがに衰えたってことか。残念だ。
一応録画だけはしているが、今後見るかどうかはわからない。

「七つの大罪」は面白そうだと思ったし1話は面白かった。でも今期は見る作品が多いし原作読めばいいかと思って切った。
実際、原作マンガを5巻まで読んだが王道ファンタジーで非常に面白い。今後も原作の方を追いかけていこう。

OP・ENDで良かったのは甘ブリのOP、AKINO from bless4「エクストラ・マジック・アワー」とサイコパス2のOP、凛として時雨「Enigmatic Feeling」。

「エクストラ・マジック・アワー」のPVに3人しか映ってない。AIKI(末っ子)はボランティア活動のために数年間、Bless4は休むそうだ。


録画だけしているアニメが多くてHDDレコーダーの空き容量がどんどん減っていく。年末年始の休みでなるべく消化したいが、まず「アルドノア・ゼロ」の前半を見なくちゃ。1月から後半が始まるから。
今期の作品では「蟲師」を見るくらいかなあ。帰省したら色々やることあって、ずーっとアニメ見てるわけにもいかないし。
#あとゲームもしたいし^^;

October 05, 2014

2014年夏アニメ感想

PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版



オリジナル版は見ていない。やっぱ虚渕さん最高ですわ。近年見た作品では一番だ。

ユートピアのようなディストピアを舞台にまったく容赦のないハードなストーリー。完全な管理社会に縛られた猟犬とその社会を否定する天才犯罪者との戦い。最高だった。

ストーリーや世界観はもちろんだけど、天野明のキャラクターデザイン、声優の演技なども文句なし。

特に語り部である常森朱が良かった。ヒロイン然とした顔じゃなく、常にちょっと困ったような感じの愛嬌のある顔で一目見て気に入った。最初は見た目どおりの頼りない新人だが、作品中で精神的に成長していく様を花澤香菜が非常にうまく演じていたと思う。「ゼーガペイン」で「棒子」なんて言われてたのがこんなにいい声優になるとは思いもしなかった。自分の中で花澤香菜が演じたキャラクターと言えば「物語シリーズ」の撫子だったが、常森朱も代表キャラクターに入れておこう。

ラスト、狡噛は船室っぽいところいたみたいだから海外に逃亡したのかな。

OP歌「凛として時雨」の「abnormalize」は良かった。

続編は虚渕さんから冲方丁に。これは問題ない交代。1クールらしいので、テレビ1クールやって結末は劇場版ってことか。


残響のテロル



最初は面白いと思った。スピンクスと警察、というか柴崎刑事の頭脳戦を期待したのだがリサ、さらにハイヴが出てきた2段階で失速した感じ。恋愛要素入れた方が一般受けするんだろうけど、そういうのが見た語ったんじゃないんだよなー。監督の放送前のインタビューから「テロに直面する日本」を正面から描く作品だと思ってたのに。

OP歌はGalileo Galileiの尾崎雄貴を菅野よう子がプロデュース。良かった。


ばらかもん



原作については以前書いたが、アニメも同様の面白さ。

残念イケメン書道家と超元気なガキを筆頭にど田舎の人々との交流。都会の人は「ちょっと田舎に行って見ようかな」って思うんじゃないかな。五島市にとってはすごくいい観光PRになったのではないか。ひさんいをは無理でもアジでいいから釣りに行きたい^^

あと小野大輔と脚本家でやってたWEBラジオを面白かった。


ガンダムさん



5分のギャグアニメ。ガンダム好きだだけど、あんまり面白くなかったなあ。

声優の変更は違和感なかった。シャアの小西克行、アムロの代永翼、ララァの藩めぐみ。

#キシリアたんの広橋涼はギャグなんだろう。

オリジンの声優はシャア、アムロ、ララァはこのままでいいんでは。ブライトは成田剣の方がいい。



他には「白銀の意思 アルジェヴォルン」は2話か3話くらいまで見ていたがやめた。「アルドノア・ゼロ」を録画しているが、まだほとんど見ていない。リアルタイムでちょいちょい見たが、1話通して見た回はない。

この2作品はロボットアニメだがとても対照的。前者は「熱血主人公が超高性能試作機に乗る」、後者は「クールな主人公が量産期に乗る」。前者の方が一般的だろうが、こういうのは食傷気味。「見方のピンチに命令無視して主人公が突撃、主人公機の超性能(あるいは偶然)で敵を撃退」みたいな何も考えていないような話、制作側は「こんなのよくあるな」って思わなかったのかね?王道だからそれでいいと?

「アルドノア・ゼロ」は分割2クールで後半は来年ということなので、年末年始の休みに一気見するか。



手放しで褒めたい作品が2つもあった。いい3ヶ月間だった^^

September 17, 2014

2014秋アニメは大豊作かも

必ず見ようと思っているのは
ガンダム Gのレコンギスタ
Fate/stay night
ログ・ホライズン(第2期)
蟲師 続章(後半)
PSYCHO-PASS2
繰繰れ!コックリさん
の6作品。

Gレコは見ないわけにはいかない。ただ、富野作品なら何でも好きかというとそうでもない。Vガン、ブレンパワード、ターンAはイマイチだった。好きなのはダンバイン、Z、キングゲイナー。果たして今作はどうなるだろうか。
Fateからサイコパス2までの4作品は再アニメ化、第2期、分割2クールの後半などで、「前作を見たから今回も見よう」ということで。しかしFateはなんで凛ルートなんだ。セイバールートが見たかった;;
こっくりさんは毎期、気楽に見れそうな作品を1つは入れているので。今期だと「ヤマノススメ」がそれに当たる。秋アニメの中でこの作品を選んだのは広橋涼と小野Dが出ているから。声優で選んだ。中田譲治もいい。櫻井孝宏は嫌いだけど。

他に気になる作品は以下。
7つの大罪
ワールドトリガー
甘城ブリリアントパーク
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
SHIROBAKO
大図書館の羊飼い

「7つの大罪」と「ワールドトリガー」は原作マンガが未読だが、面白そうだなと思っていた。
「甘城ブリリアントパーク」は原作:賀東招二、アニメーション制作:京都アニなので面白い作品になる確率は高いと思う。それにOP歌が「AKINO with BLESS4」だ。一万円と二千円やるから愛してね~♪(違う)
「クロスアンジュ」はサンライズとキングレコードが組んだ作品。雰囲気としてはキングレコード作品っぽい。声優が豪華。
あとの2つはあんまり期待していないが、とりあえず最初は見てみようと思う。
「SHIROBAKO」はP.A.WORKSの作品。PAというと「TRUE TEARS」と「花咲くいろは」は良かったんだが、それ以降はがっかりなのが続いている。
「大図書館の羊飼い」は原作ゲームは未プレイだが、オーガストのゲームはいくつかプレイしてどれも面白かったので。でも「夜明け前より瑠璃色な」のアニメは悲惨な出来だったなあ。

今期は7作品を録画しているが、「アルドノアゼロ」は全く見れていない。
10月以降も続くのは「ヤマノススメ」。あと「HUNTER×HUNTER」は選挙編が終わったが、どこまでやるんだろうか?「暗黒大陸編」は原作が全く中途半端なところだし。
仮にHUNTERが終わるとしても、「継続1作+新規(6+α)作」。大河ドラマは見るのをやめたし「総合診療医Dr.G」は9月で終わるが、それでも録画したアニメをその週のうちに全部見るのは大変そう。「+α」の部分が6作になったら、まあ見きれないだろう^^;

September 15, 2014

ばらかもん、東京喰種

ツタヤのコミックレンタルで「現在放映中のアニメの原作」コーナーがあって、2作品を借りてみた。

ばらかもん

アニメは視聴中で面白い。なので原作も読んでみた。3巻まで読了。アニメとほぼ同じ内容、というかアニメが原作にほぼ忠実。ほのぼの面白い。アニメの先の展開がわかっちゃうと嫌だから続きはアニメが終わってから読むことにした。

以前、「老若男女誰が読んでも面白いマンガ」について考えたことがある。自分が読んだ事のある作品で一番広く受け入れられそうなのは「よつばと!」という結論になったが、「ばからもん」はその上を行くかも。
この2作品、大枠は結構似ている。どちらも幼い女の子とその保護者(的な立場)の大人の日常の話である。でも「ばらかもん」の方がギャグ要素が強いところと、田舎が舞台なところで「よつばと!」より受け入れやすそう。田舎が舞台だと都会の人は「田舎ってそんななのか」と思うし、田舎の人は田舎あるあるで楽しめるし、どちらに住む人にとっても引っかかるところが多いんじゃないかと思った。

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東京喰種

アニメはOP歌(TK from 凛として時雨)が良さそうと思ったが、未見。自分は「寄生獣」が好きなので、それに近い感じがあるのかもと思って読んでみた。さっと1,2巻を読んだら「結構面白いな」と思ったが、じっくりと読んだら設定に無理があることに気付いて冷めた。

この作品で人を食べる「喰種(ぐーる)」という種族は人間にまぎれて人間のふりをして生活している、ということになっている。この辺は「寄生獣」と同じ。
#喰種であることがばれた者は逃亡して住所不定な潜伏生活になる。
しかし、喰種は「人間の食物を食べようとすると強烈な嘔気を催す。無理して食べて栄養を吸収すると体調を崩す。」という。それじゃ人間にまぎれて暮らすなんて不可能だろう。大人の喰種は人間の食物を我慢して飲み込み、後でこっそり吐くという技術を身に付けているようだが、他人と飲食する時、常にそれをやり続けるのは相当難しいのではないか。特に子供時代、毎日学校で昼食の時間に吐き気に耐えて食物を飲み込み、後で吐くなんて無理だと思う。
#歯が溶ける。喰種は歯が丈夫という設定があるのかもしれないが。
また喰種は外見では人間と区別が付かないが、血液検査やレントゲン・エコーなどをしたら見つけることができる。それなら喰種を脅威とみなす人間社会はそういう検査を義務付ければいい。喰種は人間から喰種に変わるのではなく生まれたときから喰種なのだから、生まれた直後とか一定の年齢で喰種かどうかのチェックを義務付けるだけでほとんどの喰種を排除できるはず。でもそういうことはやっていなくて、喰種を捕獲・排除する公的機関が警察のように聞き込みをしたり観察をしたりして喰種を見つけて倒している。効率悪い。

というわけでストーリーに期待したらダメ。単なるバトルものとしたらまあ読めなくはない。

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July 05, 2014

2014春アニメ感想&夏アニメ視聴予定

まず春アニメの感想。

僕らはみんな河合荘
原作者は宮原ルリは高津カリノに影響を受けたってWikipediaに書いてあったが(ペンネームの姓が漢字、名がカタカナってのも参考にしたのか?)、なんかわかる。登場人物ほぼ全員が残念な人というところとか似ている。違うところは下ネタが多いところか。
気楽に楽しめた。ズヴィズダーのマッドサイエンティストは「なんで花澤を使う?」って思ったが、この作品のヒロインは花澤香菜がすごく合ってて良かった。
ただ、「WORKING!」はアニメ見てから原作読みたいって思ったけど、この作品に関しては特に原作を読みたいとは思わなかった。この違いはなんだろう?

蟲師 続章
1期と同じく安定して面白かった。上の「河合荘」の面白さが心の表面をさらっと流れるものなら、この作品の面白さは長くとどまってじんわりと染み込んでくるような面白さだ。
が、1クールでスタッフ座談会「蟲語」を3回、それも2回は同じ内容を放送するとは。かなり制作スケジュールが厳しかったんだな。
そして最後に驚きの2期の発表。いわゆる分割2クールだった。1期は普通の2クールだったっけ?
続きを期待して待とう。

シドニアの騎士
最終話の後、2期の制作が発表された。普通、分割2クールで春に前半を放送したら3ヶ月はさんで後半は秋なのだが、どうやらこの作品の後半は2015の冬アニメっぽい。分割2クールじゃなくて単純に反応が良かったから2期決定ということなのだろうか。
原作ファンの期待にたがわぬ出来だった。フルCGの継守カッコいい!!
多少の改変があるが概ね原作どおり。紅天蛾が倒すのがずっと早いってのが原作との一番の違い。もしかすると2期は結構オリジナルなストーリー展開になるんだろうか。
あと、WEBラジオもかなり面白い。佐倉綾音はラジオパーソナリティとして優秀だ。

キャプテン・アース
2クール作品だが、あまり馬鹿げたストーリーなので途中で視聴をやめた。ロボットものだが「シドニア」と違ってSFではない。スーパーロボットもの。
ロボットの出動シーケンスはまあ大げさで面白いけど1回見たらもういい感じ。それよか「毎回ロケットで宇宙に打ち上げるって、1回の出動でコストどれくらいかかるんだ?」って方が気になってww
ジャンルとしてスーパーロボットものはあまりスキではないが、それと関係なくひどい作品だと思う。主人公たちやその所属する組織の行動が理解不能。
アカリが敵に捕まって絶体絶命って話があったが、その後も厳重な警備を敷くでもボディーガードを付けるでもなく、子供たちだけで行動させたりしている。あまつさえ敵と銃撃戦をしたり。もし仮にダイチとテッペイが捕まったり大怪我したらりしたらその時点で地球は詰み、人類滅亡なのに、その切迫感が全くない。
あと、OPのflumpool「ビリーバーズ・ハイ」が今期のアニメで一番いいなあと思った。それで見続けられたのだが、flumpoolのベストを借りてきて曲だけを単体で聞いたら、「あれ、さほどいい曲でもない^^;」となった。これも視聴中止の一因。「TIGER & BUNNY」の藍坊主「星のすみか」はCD借りて聞いても「すっげえいい曲」っていうのは変わらなかったが、「ビリーバーズ・ハイ」は「まあまあ」くらいに評価が下がってしまった。


夏アニメの視聴予定は以下。

白銀の意志アルジェヴォルン
アルドノア・ゼロ
ガンダムさん
ヤマノススメ2期
残響のテロル
PHYCHO-PASS 新編集版

「アルドノア・ゼロ」は虚渕さん&あおきえい監督だから。あおき監督の作品は「喰零 零」、「放浪息子」、「Fate/Zero」と好きな作品が多い。
「アルジェヴォルン」は当初は「ロボットモノはアルドノア・ゼロがあるからいいや」って思っていたが、キャプテン・アースを切った分をロボットアニメの補充ということで見ることにした。「架空世界での2国間の戦争」ってまず世界観を理解するのが面倒そうで取っ付き悪い感じがするが、さてどうだろう。シリーズ構成が佐藤竜雄なのは期待できる点だが、設定考証が森田繁なのが不安。

2014/07/07追記:第1話見逃したけど、「ばらかもん」も見る予定。

June 02, 2014

2014冬アニメ感想

関連記事:2014冬アニメ第1話感想

今頃冬アニメの感想もないだろうけど、書いてなかったので。
冬アニメで最後まで見たのは生徒会*、ズヴィズダー、ウィッチクラフトワークスの3つ。「攻殻機動隊入門あらいず」は途中でやめた。まああれはARISEの宣伝番組でアニメとはいえないか。
昨年秋から継続して見ていた「ログ・ホライズン」と「キルラキル」も含めて感想を。

ログ・ホライズン
「ゴブリン王の帰還」あたりからの戦闘がメインの話も熱かったし、世界の謎が少しずつ解明されるミステリーっぽいのも面白かった。そしてちょうど切りのいいところで期待を持たせる終わり方。第2期も今年秋放送が決定。
この話はSAOが「体は現実世界に置いたままゲームの世界から出られなくなった」のに対して、「ゲームの世界に似た異世界に肉体ごと転移した」ってことなんだろうか?
まあ何にせよ話が面白かった。やっぱり知性派主人公はいい。
アニメ終了後にWEBラジオが始まった。なぜ終了後?2期までの繋ぎ?まあでも聞きます。

キルラキル
これまた面白かった。が、グレンラガンには及ばなかったかなあ。
別にキルラキルをdisるつもりはない。熱い話だった。けどグレンラガンのスタッフだから、期待値がすごく高かったんだよねえ。
キャラクターはマコが良かった。洲崎綾がハマり過ぎww

生徒会役員共*
いい意味で1期と、というか原作と同じノリ。シモバカ話を楽しめた。
しかしWEBラジオ、あっさり終わっちゃったな。確か1期の時はテレビ放送終了後も結構長くやってたように思うのだが。DVDの売り上げ悪くて金が出なかったのかな。

世界征服~謀略のズヴィズダー
最初の1話を見ての予感がそのままになった。結局なんだか意味不明な話だった。
今後、岡村監督の作品は1話を見て合わなそうだったらそこでやめようっと。
ケイトの声優は「ログ・ホライズン」のセララの人か。言われてみれば。すげえロリ声だなあ。

ウィッチクラフトワークス
1クールやって、「DVDがそこそこ売れて、原作の売り上げも増えればいいなあ」くらいのアニメ化だろうか。でも楽しめた。原作がTSUTAYAのコミックレンタルにあったら読んでみよう。
#買えよ。
1話視聴後の感想で「エンディングが面白い」って書いたが、OPの歌も結構良かった。
放送が終わってから気づいたが、OPのアーティストfahnaって「有頂天家族」のエンディングも担当していた。春アニメ「僕らはみんな河合荘」のOPも。

January 18, 2014

2014冬アニメ第1話感想

視聴予定だった
となりの関くん
生徒会役員共*
鬼灯の冷徹
世界征服~謀略のズヴィズダー
に加えて3作品を見た。

となりの関くん
10分のショートアニメなのね。続けて見たいと思わなかったので第1話で視聴終了。

生徒会役員共*
1期と変わらず、バカ、シモのオンパレード。期待通り。
シノのライバルキャラが出てきてラブコメ要素が少し強くなるのかな。
視聴継続。

鬼灯の冷徹
第1話は「世界ふしぎ発見」のパロディが山盛り。
特にED歌(第1話のみで第2話から上坂すみれの歌)が最高にバカで良かった(笑)
第2話も別作品のパロディは面白いのだが、この作品のオリジナルなネタはイマイチ。
事前に聞いていた「腐向け、「聖お兄さん」が面白いと思う人は面白い」というのはその通りだった。
第2話で視聴終了。

世界征服~謀略のズヴィズダー
まだなんとも言えない。全然話の全容がわからない。
岡村監督の傾向からして、最後までこんな感じで「んー、よくわからなかった」で終わりそうな気がする^^;
とりあえず視聴継続。

攻殻機動隊入門あらいず
「攻殻機動隊ARISE」の宣伝用ショートアニメ。
宣伝用なので面白いも何もないが、ARISEはいずれ見たいと思っているので事前知識を入れるという意味で見ている。

ウィッチクラフトワークス
ヒロインがいい。あとコミカルなエンディングは好き。
水島努はなんとも言えない監督だ。「よんでますよ、アザゼルさん」はなかなか面白かったが、「BLOOD C」は最悪だった。原作がある作品ならいいものつくるけど、オリジナル作品は暴走して失敗しているという感じだろうか。
視聴継続。

ニセコイ
新房監督というので絶望先生やまりあほりっく的なのを想像していたのだが、全然違った。普通のラブコメ。
そもそも「新房監督」ではなく「新房総監督」。監督は龍輪さん。
思てたのと違うー、ので視聴終了。


この結果、視聴するアニメは秋から続いている「ログ・ホライズン」、「キルラキル」と冬アニメの「生徒会役員共*」、「世界征服~謀略のズヴィズダー」、「攻殻機動隊入門あらいず」、「ウィッチクラフトワークス」。
「あらいず」はショートアニメなので、実質4作品に落ち着いた。
アニメではないが「軍師官兵衛」を見ているので、4作品くらいが負担なく見れるちょうどいい数だと思う。

January 06, 2014

2013秋アニメ感想

自分が視聴して昨年末に終わったアニメの感想。
面白かったのは「のんのんびより」と「物語シリーズセカンドシーズン」。
あとは見なきゃ良かった^^;


のんのんびより
実際田舎で生まれ育った自分からすれば「ファンタジーだな」と思った。それでも面白かった。というか癒された。
夏休みにれんげが東京から親戚の家に遊びに来た少女と友達になる話と、れんげと駄菓子屋の話とかは本当に良かった。泣いたり、ほっこりしたりした。
とにかくれんげです。ああ、あと越谷兄がポイントポイントでいい味出しているww
WEBラジオを何回か聞いてみた。村川梨衣が薬をキメてるか病気じゃね?と思うほどテンション高い。キャラ作ってるとしてもキツイww

物語シリーズセカンドシーズン
原作が面白く、それを監督が上手にアニメしている。安心して見れる。
しかしコマ送りして見るところが多いので、30分アニメなのに実際見ると絶対に30分以上かかる^^;
原作の最終章で「まさかの中巻発売」とか言ってるが、ちゃんと終われるのだろか?話をたためなくなって苦し紛れで引き伸ばしてるだけだったり。

境界の彼方
3話か4話あたりで視聴中止。
ヒロインが好きになれなかった。というか、嫌悪感を抱いた。主人公のことを「半妖だから」と容赦なく刺し殺そうとするくせに、普通の妖夢相手では止めをさすのをためらったり、かわいいと思えるところや理解できるところが1つもない。
作画は京アニ品質で素晴らしかったが、ヒロインが合わないしストーリーも面白いと思えなくって見続けることができなかった。
京アニとしては自分たちで権利関係を幅広く押さえたいという理由で自社のライトノベルレーベルの作品を原作にしてるんだろうけど、にしてももうちょっとマシな原作はなかったんだろうか。

革命機ヴァルヴレイヴ
1期はひどかった。
2期は全く期待してなかったが前半は意外と面白かった。が、サキが捕まってマギウスだって世界にばらされたところから1期と同じバカアニメに戻ってしまった。
そこからは一応見ていたが早送りで済ませた。
「カインを倒した後に世界が混乱し、その後に第三銀河帝国が誕生した」とかってのも、SFっぽい感じを出そうしているだけで、きちんとした設定なんてないんだろうなあ。

コッペリオン
原子力、バイオテクノロジーを考証したSF+アクションだと思ってた自分がバカだった。
「デンキウナギの遺伝子を持った発電人間。だけど水のそばでは感電するか電撃使えません。」というのが出てきたところ見る気が失せた。それ以降は早送り視聴。
原作はただの能力バトル物になってるらしい。それならわかる。自分は読みたいと思わないが。


続いている作品は「ログ・ホライズン」と「キルラキル」。「キルラキル」は1クールかと思ってた。
どちらも今のところ楽しく見ている。

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